医師が教える 作り置き・時短の健康レシピ&子どもの食育

簡単で美味しいから続けられる「身体と心に優しいレシピ」と、子どもの食育に関する情報を発信しています。 忙しくても、手作りのお料理で家族の健康と笑顔を守りたいというママの願いを叶えます。

2023年08月

何かが食べたくて仕方なくなり、食べ物に手が伸びた時には、10秒だけ待って、自分に問いかけてみてください。 「自分は本当にお腹がすいているのか」を。 食べたいのだから、お腹すいてるに決まっているじゃないか!と思いますよね。 でも、ちょっとよく考えてみると、 ... 続きを読む
何かが食べたくて仕方なくなり、食べ物に手が伸びた時には、10秒だけ待って、自分に問いかけてみてください。

「自分は本当にお腹がすいているのか」を。

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食べたいのだから、お腹すいてるに決まっているじゃないか!と思いますよね。

でも、ちょっとよく考えてみると、ちょっと違う場合があります。

ついつい食べ過ぎる傾向のある人は、

・イライラすることがあった。→食べる。
・何かがとても心配→食べる。
・することがなくて暇→食べる。
・コンビニの前を通った→何げなく入ってお菓子を買って食べる。
・周りの人が食べてる→つられて食べる。

など、本当はお腹がたいして減ってないのに食べてしまう行動パターンに陥ってしまっている場合が多いのです。

これは、本人は無意識にやっていて、「お腹がすいたから食べた」と思いこんでいる場合があるので、気を付けてください。

もちろん、満腹で苦しかったら食べたくないので、多少は減ってると思うんです。

でも、本当に今食べないといけないほど、お腹が減っているのか。
一歩立ち止まって考えてみましょう。

そうすれば、自然に無駄な間食が減るはずです。

悩みやイライラは、「食べる」以外の解消法を自分で見つけるのも大切ですね^^


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食べてはいけないと分かっているのに、ついつい食べてしまう・・・ なぜでしょうか? 人は、何か行動をしてその後に良いことが起こると、その行動を繰り返し、逆に嫌な事が起こるとしなくなります。 まあ、あたり前なんですけど、これが、「分かっているのに食べすぎて ... 続きを読む
食べてはいけないと分かっているのに、ついつい食べてしまう・・・

なぜでしょうか?

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人は、何か行動をしてその後に良いことが起こると、その行動を繰り返し、逆に嫌な事が起こるとしなくなります。

まあ、あたり前なんですけど、これが、「分かっているのに食べすぎてしまう」原因なのです。

*****

お腹いっぱい好きなものを食べれば、その後、すぐに幸せになりますよね。

食べ過ぎたら太って嫌な思いをするかもしれないけど、それはすぐ起こるわけではありません。

だから、ほとんどの人は、今すぐ起こる良い事を求めて、つい食べすぎてしまいます。

******

逆に、例えばお菓子を食べるのを我慢すると、お腹がすいてイライラして不快です。

いつか体重が減るという良いことが起こるかもしれませんが、それはずっと後で、起きる保障もない。

人は嫌な事を避けるように行動するので、お菓子を我慢し続けるのは難しいのです。



これをどうにかするために、お菓子を我慢できたら、比較的すぐに「良いこと」が起こるように設定しちゃいましょう。

例えば、10日間お菓子を我慢出来たら、自分にご褒美をあげると決めます。

ちょっと贅沢かな・・・と避けていたこと、例えばマッサージに行くとか。

小さい子どもさんがいるなら、誰かに子どもを見てもらって、カフェやデパートに出かけたり、友達とお茶をしたり。

*****

ちなみに、私は、何かを続けたいと思った時、それが出来た日はカレンダーにシールを貼っています。

続けていって、シールがどんどんたまっていくのを見るだけで、かなり満足感&幸福感が出るという得な性格。

安上りですよね^^

ほとんどの人はそんなことで?!って感じだと思うのですが、私と似た性格の人なら、かなり効果があるかもしれません^^

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ダイエットをしていると、とにかく体重を減らすことに目がいきがちです。 体重が減ると、脂肪が減った!と思いがちですが、筋肉・骨・血液などが減っても体重は減ります。 考えてみればあたり前なのですが、あまり意識していないですよね。 しかし、この脂肪以外の筋肉・ ... 続きを読む
ダイエットをしていると、とにかく体重を減らすことに目がいきがちです。

体重が減ると、脂肪が減った!と思いがちですが、筋肉・骨・血液などが減っても体重は減ります

考えてみればあたり前なのですが、あまり意識していないですよね。

しかし、この脂肪以外の筋肉・骨などの「除脂肪体重」は減らさないということが重要なのです。

 筋肉などが減ると、体の基礎代謝量が低下してエネルギー消費が減るので、余計太りやすくなります。

つまりは、せっかく痩せても、すぐにリバウンドしてしまいます。

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余分な体脂肪を減らしながら、筋肉量などを減らさないようにするために、運動も取り入れることが大切。

とはいえ、運動に慣れていない人や、どうしても運動が嫌な人もいると思います。

その場合は、はじめは食事にだけ取り組めばオッケー!

体重が減ってやる気が出てきたら無理しない程度の運動を初めてみましょう


youtubeには、運動が嫌いな人でも楽しめるダンスなども紹介されていますよ^^

天気に左右されずに出来るのでおすすめです。

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健診結果を見ると、身長・体重とともに、「BMI」という項目があり、数値が書いてあると思います。 「体格指数 (BMI)」は、肥満度の目安として医療現場で使われています。 健診結果が手元にない人は、BMI = 体重kg ÷ (身長m)2で計算できますよ。 ※身長の単位が、㎝でなく ... 続きを読む
健診結果を見ると、身長・体重とともに、「BMI」という項目があり、数値が書いてあると思います。

「体格指数 (BMI)」は、肥満度の目安として医療現場で使われています。

健診結果が手元にない人は、BMI = 体重kg ÷ (身長m)2で計算できますよ。
※身長の単位が、㎝でなくmである点に注意。

正常値は18.5~25

25以上で「肥満」と判定されます。

BMIが22になる体重が、標準体重です。

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しかし、この数値が正常範囲内であっても、実は体脂肪がたまっていて、体の筋肉量が減少している人は多いのです。

健診の受診者さんの中でも、BMIが25未満なのに、コレステロールや血糖値が高かったり、脂肪肝だったり・・という事は珍しくありません。

イスラエルの研究(※)では、「標準体重」と判定された人のうち、男性の27%と女性の39%は、内臓などに脂肪がたまっていて不健康であることが判明したそうです。

BMIが25を超えていないから・・・と安心するのではなく、コレステロール、血糖値、血圧が高い、脂肪肝などと言われたら、食事や運動を見直す必要があります。

特に30代後半くらいからは、見た目や体重を気にするだけでなく、本当に健康であるかを意識していきたいですね。

体脂肪が測れる体重計を購入してみても良いかもしれません^^


※One Third of Normal-Weight Individuals are Obese
Researchers at Tel Aviv University



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