ケーキを我慢しなくてもやせられる、CICO(Calories In, Calories Out)”というダイエットが流行しているそう・

そのダイエットは・・

食べる物はジャンクフードでも何でも良い。
摂取カロリーを計算し、それを上回るカロリーを運動で消費すれば減量できる
というものらしい。

栄養バランスは考慮されておらず、とにかく何を食べても良い。

ケーキやハンバーガーばっかり食べてても、動いて消費さえすればオッケーだそうです。

単純明快で、ケーキやジャンクフード好きな人にとったら魅力的なのかもしれません。



だから流行っているんでしょうが、多くの専門家は否定的は見解だということ。

「CICOで体重は減るかもしれないけど、栄養不足で骨粗鬆症や貧血などになったり、脂肪など特定の栄養素の過剰摂取により、心疾患などのリスクが上昇する」と。

そりゃそうだよね。

栄養バランスのことは全く考慮されていないのだから。


*********


私はCICOって聞いたことなかったので、本当に流行っているのか?と疑問に思い、Googleで「CICO ダイエット」で検索してみました。

すると、「しこ踏みダイエット」に関する記事が検索にひっかかってきた。

なので、流行は海外だけで、日本では流行していないみたいです。

良かった・・・。


でも、この食生活って日本人の若い人に多いパターンなんですよね。

「朝食抜きで、昼はマック、夕方にお菓子をいっぱい食べて、夜ご飯は食べなかった」とか、

「ケーキをいっぱい食べて、太りたくないから夕飯抜き。」

男性では「作るのも食べるのも面倒だから、食事抜きでも平気だし、食べるならカップ麺か牛丼。」

ダイエットしている・していないに関わらず、こういう声を聞くことは珍しくないです。


食べているもの自体は高カロリーだけど、それしか食べてなかったり、欠食が多いと、1日のトータルとして摂取カロリーは少ない場合もある。

だから、見た目はむしろスリムな人も多い。


見た目が太ってないので、本人も周りもオッケーと思ってる。

でも体の中は不健康ってことになる。


外見は痩せていても、脂肪肝になっていたり。

鉄分やカルシウムが不足して貧血だったり、若いのに骨密度が低かったり・・・。

脂質の摂り過ぎや、朝食欠食は動脈硬化を促進したりもします。

女性では栄養不足から生理不順になって、それが将来の不妊につながることだってあります。


外見でやせていればそれでいい、と思ってしまいがちですが、それは違います。

体に必要な栄養素をバランス良く摂ることが、やっぱり大切です。



20~30歳の場合は、職場の健康診断の項目に、脂肪肝や動脈硬化、骨密度などを見る検査が含まれていないことも多いです。

なので、健診で「全て正常です」と言われても、安心というわけではないかもしれない


もし仮に、それらの検査をした上で正常と言われていても、そのままの食生活で良いとはなりません。

20代のうちは生活が乱れていれも、からだの異常として現れない場合が多い。

そのままの食生活を続けていたら、普通の人より早い30代・40代から、生活習慣病の嵐になるかもしれません。


豚こまの野菜たっぷりカレー8



毎日の食事が、これからの自分の体を作ります。

病気は、時に人生を変えてしまうくらい大変な場合もあるので。

おおげさかもしれませんが、毎日の食事が自分の人生を作るといっても良いかと思います。

食事のことばかり気にするのは逆によくないけど、全く気にしないのはいけない。


ケーキは食べても良いけれど、ケーキばっかりは良くない。

遊んでばかりいないで、勉強や仕事も必要なのと同じです。

単にやせるためではなく、健康になるために、毎日の食事を考えていきたいですね。



LINEで更新情報が届きます。





*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:




忙しいママが、楽で美味しく家族が健康になれる食卓を実現するための、レシピやヒントを配信するメルマガを始めました。

↓ クリックで登録フォームへ。
無料メルマガに登録する


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



 ↓ レシピ本、好評発売中です。



※Kindle版は¥1050です。