私の知り合いであるAさん(60代)は、お友達Bさん(70代)の嫁姑問題の話をよくします。

Bさんの息子さんのお嫁さんが「ひどいお嫁さん」らしい。


そのお嫁さんはフルタイム勤務で、2人のお子さん(幼稚園児と小学生低学年)がいる。

ごはんは一切作らず、掃除もしない。

家はいつも散らかっていて、足の踏み場が無いようなこともあるらしい。



実際それが本当なら、たしかに、大変な状況。

子どもたちは、朝ごはんも作ってもらえてないようなので、確かに事は深刻。



が、AさんとBさんが、その状況をひたすら奥さんだけのせいにするのが気になる。

共働き・フルタイム勤務なのに、夫(Bさんの息子)は何をしてるんだろう。

食事の準備や掃除は、少しくらいは出来るだろうに。。。



Aさんいわく、「そんな妻で、Bさんの息子はかわいそう。」だということだ。

お2人の年代では、家事=妻の仕事というのが当然。

私たちとは価値観も違うので、仕方ないのかもしれない。


でも、Aさんの話の内容で、それは絶対おかしくない?と、個人的に思う事があった。

その夫が健診で貧血言われたそうです。

みかねたBさんが、お嫁さんに「ほうれん草を茹でてあげて」と言ったけど、茹でてくれなかったと。

「そのせいで、Bさんの息子さんは、貧血が治らない」

「ほうれん草を茹でるだけがめんどくさいなんて。。。」とちょっと怒っていた。


(鉄分=ほうれん草にこだわっているのも少し気になるんですが、そこは話の論点からずれるので置いといて・・・)


これを、おかしいよね、と思ったわけです。

貧血になったのが子どもなら話は別だけど、夫はもう30を超えた大人なのに。

茹でる「だけ」なら、自分ですれば良いのではないだろうか・・・・・。

それが無理なら、市販の「ほうれん草の胡麻和え」でも買ってくれば良い。

・・・と考えた私は、冷たいでしょうか?




確かに、私も夫の健康状態が悪化したら、もっと食事に気を遣うでしょう。

それは、私はそうするというだけの話で、「妻の義務」ではないですよね。

妻が出来ないのなら、自分の体のことなのだから自分でしなくちゃいけないと思う。


ほうれん草と豆のツナサラダ



一般的に、夫の健康状態が良いか悪いかは妻次第、みたいに見られますよね。

独身だった時に不健康そうだった男性が、結婚したら顔色が良くなり健康的になる。

すると、「良い奥さんなんだね!」となる。

褒められるのは、妻として嬉しいことなので、まあそれは良いとして。

逆に健康に害でた時に、「奥さんがちゃんと食べさせてないからだ」というのは、ちょっとおかしくないか?と。

男の人も、自分で自分の健康管理をできなくちゃ。


それは、「共働きの女性負担を減らす」という意味ばかりではありません。

なにより男性自身のためです。


だって、自分の健康状態が他人に依存している状態なんて怖いですよね。

私だったら、結婚相手によって、健康になるか、貧血になるか、メタボになるか。。。と変わるなんて、恐ろしくて絶対嫌だわ。



うちには女の子しかいませんが、男女変わらず、最低限の健康管理・食事管理が出来るように育てたいと思う。


これからは、共働きや、生涯未婚の人が増えると言われているので、なおさらです。

女性は、結婚・出産を期に食生活を見直す人も多いけど、男性はそういったきっかけも少ない。

思春期以降は、勉強や仕事に追われて、食生活を改善する余裕がなくなる。

だからこそ、男女関係なく、小学校を卒業するくらいまでに、最低限の食の知識を持つことが必要だと思います!


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