子どもの好き嫌い・・・子育て中のママの悩みのひとつですよね。
このブログでもたびたび書いていて、
キッズ食育講座の内容にもあることなのですが・・・
子どもの好き嫌いは「味」以外の要因で起こることもあります。
たとえば、
たまたま体調が悪くて、とんかつを食べた後に吐いて、それ以来とんかつが嫌い。
チャーハンを食べていた時にお母さんにひどく怒られて、チャーハンが嫌いになった。
ポタージュスープを飲んだら熱くて、口の中をやけどしたので嫌いになった。
などです。
もちろん、もともと、あまり好きでないという食べ物もありますが、こういう
味や食感以外の原因で嫌いになってしまう事があるんですね。
だから、
子どもが好き嫌いして食べない時に怒ると、ますます嫌いになってしまう可能性があるのです。
私も、実は失敗しています。
うちの娘は、これといって好き嫌いはありません。
くるんと丸まったエビは、「虫みたいで嫌」と言って食べないですが、それくらいです。
ところが、私が作る
冷たいおにぎりは嫌がるのです。
ごはんは好きです。
冷たくてもコンビニのおにぎりはオッケー。
私が作る
温かいおにぎりはオッケー。
でも、
「ママが作る」「冷たい」おにぎりは嫌がるのです。
この原因を作ったのは多分私です(^_^;)
娘が2歳くらいの時、託児所ににお弁当を持っていっていて、食べやすいので、おにぎりを入れてました。
すると、おかずを一口か二口だけ食べて、ほとんど全部残してくるのです。
その当時、まだ片言しかしゃべれなかったので、残してくる理由も説明してもらえません。
(あとから分かったのですが、冷めているものがあまり好きでないうえに、朝10時ごろにおやつが出るのでお腹もすいてなかったみたいです。)
「ちょっとは食べないとだめだよ」と言いきかせましたが、ついには、一口も食べてこない日もでてくるようになり・・。
さすがに、全く食べないのは体にも良くない。
私が怒らないから、わがままをしているのだろうか。
これは、怒った方がいいんじゃないか。
ある日、そう思って、2~3回娘を怒りました。
その時、ちょうど、とても疲れてイライラしていたのもあり、けっこうキツく怒ってしまいました。
それでも、残してくる状況は変わらず。。。。
結局、パンのお弁当に切り替えました。
すると、ある程度食べるようになりました。
*****
当時、家のご飯でも、、食べやすいようにおにぎりをよく作ってました。
しかし、この出来事以来、娘は私の作ったおにぎりが、少しでも冷めていると拒否するようになりました。
今でも、ごはんが少しでも冷めて、ちょっとでも硬い感じになっていると、食べません。。。
きっと、
私に怒られたという嫌な思い出と
冷めたごはんがオーバーラップして、
「冷めたごはんが嫌い」となっているのでしょう。
******
私が、子どもの好き嫌いは、
嫌な思い出とリンクして起こることがあるという事を、キッズ食育で知ったのは、この後でした。
昼食を1食食べないだけで病気になるわけじゃないし、
一生その状況が続くわけではない。
だから、おおらかな気持ちでいれば良かったなあと、ちょっと後悔です。
「食べないと良くないよ」とだけ伝えて、娘が食べられるようになるまで、根気強く待てば良かったな~と。
当時、なぜ残してくるのか理由がわからないし、全く食べないなんて体に悪い!と、ちょっと深刻に考えすぎてました。
もし、子どもさんの好き嫌いに悩んで、行き詰まっているママがいるなら、少し気楽に考えた方が状況は良くなるかもしれないです^^
幼児期の好き嫌いはコロコロ変わるし、
全て克服しないといけないというものでもありません。
娘の冷めたおにぎりのように、悪い思い出とリンクしてしまうと、克服もやや難しくなります。
なるべく楽しく、最低限、厳しく怒らないように対応してみてくださいね^^
LINEで更新情報が届きます。
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:
忙しいママが、
楽で美味しく、
家族が健康になれる食卓を実現するための、レシピやヒントを配信するメルマガを始めました。
↓ クリックで登録フォームへ。無料メルマガに登録する゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
↓ レシピ本、好評発売中です。