宮城県女川小学校で、生活習慣病と食育の授業をしました!
女川町では、子どもたちに生活習慣病予防健診を行っています。
生活習慣病を予防するには、大人になってからでは遅いということで、子どもの食育や健康教育に力を入れているのです。
そして、縁あって、小学校6年生の生活習慣病予防の授業を・・とご依頼をいただきました。
もともと私自身にも、親が食育に興味がある・ないにかかわらず、全ての子どもに食育を受けられるように、学校での授業をしたいという願いがありました。
だから、ご依頼をいただけて本当にうれしかったです。
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過去最大の寒波で新幹線が遅れるなか、なんとか三重から女川に到着!
女川でもこんなに降ることは滅多にないということでした。
前日の勉強会には、町の保健師さんや、中学校・小学校の先生、と栄養教諭の先生など、たくさんの人が集まってくださりました。
みなさんが、町の子どもたちの食や健康に関して、とても真剣に取り組んでおられる姿に、私も刺激を受けました!
そして、当日の授業。
・生活習慣病になりやすい食生活や生活習慣は?
・生活習慣病はどうしてこわいのか。
・ならないためには、どうしたら良いのか。
糖尿病や高血圧などはほとんどの場合症状もないし、痛くも苦しくもないので、どうしてこわいのか、大人でもよく分からない人が多いと思います。
だから、予防する気持ちになれないで放っておくうちに、命に関わるような状態になってしまう。。
子どもたちには、大人になる前に分かっておいてほしかったので、どうしてこわいのかを重点的にお話しました。
決して、子どもたちにとっては面白い内容ではなかったと思うのですが、すごく真剣に聞いてくれて。。。
中には、一生懸命メモを取ってくれている子もいて、すごく感動しました。
そして、「お父さんにタバコをやめてほしいと思う」と、家族の健康を気遣う意見も!
ぜひ、その気持ちをぜひ家族の人に伝えてねとお話しました。
子どもたちに教育を行うことで、食育や健康教育が大人へも伝わっていってほしいです。
医師の言葉より、子どもからの言葉が、きっと心に響くことと思います。
今回の授業が、女川の子どもたちの人生にとって、ほんの少しでも何かの助けになれば幸いです。
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今回の女川の訪問は、仕事としてだけでなく、私の人生にとって本当に経験できて良かったです。
実は、女川町は震災の復興のトップランナーといわれる自治体だそうです。
震災後に女川に残られた方も移り住んできた方、みなさんの温かさ・強さが、たった2日間の滞在だけでもものすごく感じられ、驚きました。
自分の生き方や、日々の生活に向き合う姿勢などを見直すきっかけにもなりました。
授業を依頼された私のほうが、多くのものを学ばせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!
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